金沢時間

オール石川ロケで話題の『金沢シャッターガール』。出演者が語る映画の魅力と舞台裏

オール石川ロケで撮影された話題の映画「金沢シャッターガール」。桐木憲一氏原作の人気コミック「東京シャッターガール」に続き映画化された「東京シャッターガール」の金沢版がいよいよ2月3日に石川県で公開されます(東京は2月9日)。北陸新幹線の開業で変わりゆく「金沢」と16歳の少女たちのちょっとした「心の成長」を重ね合わせた青春ストーリーで、等身大の女子高生が、自分たちの住む街、自分たちの言葉で日常を演じた作品です。今回はそんな「金沢シャッターガール」に出演された高畠菜那さん、河島汐里さん、安井 晶さん、有松来未さんの4名に、「金沢シャッターガール」の魅力や見所・撮影の裏話、さらにオーディションを受けた時のエピソードなどの舞台裏、映画出演を通して感じた思いなどのお話をたっぷりと伺ってきました。どこよりも詳しく「金沢シャッターガール」の魅力をご紹介いたします!! 

=======>併せて読んで欲しい!!

映画作成に携わる人の多さと、信頼関係の大切さを学んだ楽しい現場

今回初めて映画出演された方も少なくないかと思いますが、率直に映画出演してみた感想を教えてもらえますか?!

安井 晶:演技が初めてで不安だったんですけど、同世代で活躍されている女優さんやモデルさんから凄い刺激をもらえて自分も頑張ろうと思えたし、とてもいい体験になったと思います。

完璧な回答ですね(笑

一同:笑

それでは高畠さんはいかがすか ?!

高畠 菜那:私はいつもは映画を見ている側だったんですけど、自分が演じる側になって、映画ってこんなに奥が深いんだなぁ〜って、たくさんの方々の力で出来上がっているものだということを知って、すごく得るものが多かったと思います。あと、監督さんやスタッフさん達との信頼関係の大切さも学びました。実は、撮影の最後は本当にお別れが悲しすぎて号泣したんですよ。バスを見送りながら泣いてしまって..。それくらいすっごく楽しい現場でした。

河島 汐里:私も演技経験はほとんどない状態で映画に出たんですけど、みんなが言うように、監督さんやスタッフさん達が優しくしてくださって、すごくいい現場だったと思うし、やっぱり映画ってこんなに多くの人が関わってできているんだと言うことを知ってすごいな〜と思いました。

有松 来未:私は演技経験が一つもなくて、演技っていうものが何かも分からない状態で映画に出演しました。高校生になった主人公の花菜(かな)と再会するという場面の撮影では、再会の時に「わぁーー!!」って言って駆け寄るシーンがあり、その駆け寄り方一つも「もっと喜んで!」とか監督さんに色々指示されたのですが、やらなければいけないこと・求められていることは分かっていても、どうやればいいのかが分からず無我夢中で演じました。だから自分の中では演技というよりも「とりあえずやり切る」!! その時の事、1つ1つの事をやり切ろうという思いの積み重ねだったように思います。また周りにはとてもすごい方がたくさんいたので、刺激を受けさせていただきました。

ところでこの作品は、舞台となる石川県在住の高校生を中心に起用することで、リアリティーが増していることが特徴の一つですが、みなさんがこの作品のオーディションに応募した理由はどういったものだったのですか?!左:高畠 菜那さん (役名:鈴木 琴子 )、右:安井 晶 さん(役名:池ちゅう)

安井 晶:私は将来、人に憧れられるようなアーティストになるのが夢なので、その表現力を身に付けたいなと思ってオーディションに参加しました。

高畠 菜那:私が高校一年生の時、金沢で「東京シャッターガール」という桐木憲一さん原作の映画が上映される機会があって、それを見た時に凄い感動して、この作品の金沢版があったらいいな〜と漠然と思っていたんです。そしたらその2年後に、まさかの「金沢シャッタガール」が映画化されるということで、「これは応募しないと!!」と思って応募しました。

確か、その「東京シャッターガール」をきっかけに一眼レフも購入されたんでしたよね ?!

高畠 菜那:そうです。「東京シャッターガール」をきっかけにカメラにすごく興味を抱くようになり、一眼レフを購入しました。今でもカメラを愛用しています。左:有松 来未 さん(役名:優子)  右:河島汐里 さん(役名:なべっち)

河島さんがオーディションに応募した理由はどういったものだったのですか ?!

河島 汐里:私も金沢の高校生が主人公ということで、やっぱり金沢に住んでいる高校生の今しかできないことなので応募してみようと思いました。

有松 来未:私はさっきも言った通り、本当に演技経験がゼロで、自分が映画に出るなんて一つも考えていなかったんですけど、知り合いに「受けてみたら?」と言われ、その一言がきっかけでオーディションに応募させてもらいました。

なるほど。そこで前々から気になっていた事があるんですけど、オーディションってどういうことをするんですか?! 何か印象に残っているエピソードとかありますか?!

安井 晶:喫茶店でおしゃべりをするシーンの設定でオーディションを行いました。簡単な台本があって、4人1組で座って、最初は台本見ながらやるんですけど、監督さんに「台本を外してください」と言われて以降は、ある程度覚えたら台本通りでもいいし、変えてもいいので、「すごくリアルに女子高生」というのを演技してって言われました。ただリアルな女子高生をやってと言われても私は普段から女子高生だし、逆に女子高生しかしたことないから、演技っていうよりも普段していることを初対面の4人としたって感じでした。だからその場に携帯電話はないんですけど、携帯電話を触っている感じで会話したりしました。私としては普段通りナチュラルに演じたつもりなんですけど、監督さんに大爆笑されて「面白いね〜」って言われました(笑

河島 汐里:なんか私はオーディションの時に2人ずつになって高校生の同級生役の子に怒鳴るシーンをやりました。

高畠 菜那:えぇぇ!! そんなシーンやってない !!

それぞれオーディションでやる内容も違うんですね。さて、話は変わりまして、高畠さんに質問です。今回は鈴木 琴子 役として、準主役で演じられたかと思いますが、プレッシャーのようなものはありましたか ?! 高畠 菜那:プレッシャーっていうのはあまりなくて、監督さんからも今回演じた琴ちゃんは私に似ているから、「自然体のままでいいよ」ってもともと言ってもらっていたし、さらに自分自身が高校生で、高校生の役を演じるわけなので、素の自分のまま自然体を意識して演じました。

今回皆さんがそれぞれの役を演じるにあたって、役作りとしてどんな点を意識されましたか?!

安井 晶:特に役作りをしたということはなかったです。

高畠 菜那:私は今お話しした通り自然体を意識しました。河島 汐里:私も菜那ちゃんと同じで、監督が一人一人オーディションの時に、この子はこの役っていう風に思ってくださっていたと思うので、多分一番自分に近い役を演じることになっているはずなので、なるべく素の自分でいようと思っていました。

有松 来未:私も役作りということはしていなくて、むしろ役作りをしないといけないという考えも思い付かない状態だったので、とりあえず普段の自分に近いように演じようと思っていました。

ところで、中学から高校に進学し環境がガラリと変わったことで、「金沢シャッターガール」の主人公 花菜のように、なかなかその環境に慣れず、一歩を踏み出せない人は少なくないのではないかと思いますが、皆さんが中学から高校に進学された時ってどうでしたか?! 同じような経験をされたりしましたか?!有松 来未:私は、高校生活自体ではそういった経験はないんですけど、高校に進学してから中学の友達と本当に会えなくなってしまってとても寂しかったです。実は中1からの時のグループがあって、それがだいたい8人ぐらいのグループなんですけど、高校生になってからは、8人で何かをしようとしても、8人の予定が合うってことが難しくて会えなかったんですね。この会えなくて寂しいという気持ちっていうのは主人公の花菜が感じていた気持ちと似ている気がして共感できました。

安井 晶:最初は隣のクラスにいる同じ中学の子に会いに行くみたいな感じだったんですけど、それが徐々に徐々に、本当に自然になくなっていって、時間がかかるけど2ヶ月とか3ヶ月とか経ったら私は普通に新しい友達との環境にも慣れました。でも、高校1年生になったばかりの時は、高校3年生になっても全員の名前を覚えられないだろうなって思ってたけどそんなこともなく自然といい感じになりました。

河島 汐里:私は地元が金沢じゃなくて加賀なんですけど、今もその加賀から金沢の高校に通っていて、同じ中学の子は一人もいないという状態だったので、周りに甘えられる状態でもなく、「すぐに友達作らないとヤバイ!!」っていう感じでした。さらに私自身も色々な人にチャべチャべしゃべりかけるタイプなので、結構スムーズに友達を作ることができました。

高畠 菜那:私は今回の映画で演じた琴ちゃんと割と似ていて人見知りもしないので、すぐ新しい環境にも馴染めました。でもやっぱり心のどこかで中学の時のメンバーとは強い絆で結ばれているという思いもあり、そういう絆は大切にしながら高校生活を送っていました。

それではベタな質問ですが、本作品の見所はどういったところだと思いますか?!安井 晶:見所は、女子高生の思春期ならではの繊細な悩みだったり焦りだったりというところを、カメラを絡めて?!(笑) 何って言ったらいいんだろう..(笑 )複雑なだけじゃない綺麗さというか、もどかしさとか、もどかしいっていう綺麗さとかも…、表現が難しいんですけど、すごく綺麗な作品で、描写とかサウンドとか、監督さんすごくこだわって作っていると思います。それは私たち自身も映画館の大きなスクリーンで見て感じたことなので、ぜひ大人の方や私たちと同じ世代の人たちにもこの世界観を味わって欲しいなって思います。高畠 菜那:この作品は等身大の高校生が描かれていて、さらに中高生ならではの悩みなども描かれた作品なので、すごく共感できる部分が多いです。さらにそれを金沢の現役高校生の自分たちの言葉で表現したっていう所がやっぱり一番の魅力だと思います。あとは自分も金沢に住んでいるけど、それまで行ったことがなかった場所にたくさん足を運んで撮影したんですが、そういった撮影場所も魅力だと思います。ここ見たことある街並みだなといったことを感じながら見ていただければなと思います。河島 汐里:私もこの映画は、金沢のいい所とか綺麗な所とかをすごくよく表現されてて、そこが東京などの県外に住んでいる方にも分かりやすくなっていると思うので、金沢(石川県)がいい所だなと思ってもらえるんじゃないかと思います。

有松 来未:私は、この映画で描かれている友達関係に共感できる部分が多いと思っています。あと個人的に私が一番気に入っているシーンがあるんです。花菜がデートで金沢カレーを食べているシーンなのですが、彼氏がメチャクチャがっついてパクパクパクパク食べるシーン、めっちゃ美味しそうに食べていて、あれを見ると金沢カレーが食べたくなります(笑)きっとこの映画を見たその日は金沢カレーを食べたくなる人が少なくないんじゃないかと思います。

今の話と少しかぶってしまうのですが、今回石川県の様々な場所でロケが行われたと思うのですが、印象に残っている場所とかありますか ?!安井 晶:金沢ではないんですけど、遊園地で撮影をしました。私の地元の手取フィッシュランドという遊園地がロケ地だったのですが、小さい頃行って以来全然行ってなかったんですけど、高校生になって改めて行ってみると、意外と乗り物怖いなとか、小さい頃乗った時は大きなイメージがあった乗り物も、そんな大きくないんだなとか気づけました。あと、その日は土砂降りで、すごいザーザー降りの中バイキングに乗ったんです。怖いので叫びたかったのですが、監督さんに叫ばないでくださいって言われていたので、みんな必死に耐えて撮影したのがすごく印象的です。

河島 汐里私はバイキングでガチ酔いしてしまったんです。何回も何回も乗って撮影したんですよ!! みんな最後の方は、「はー….もー無理って感じでした(笑)」

それでは最後の質問です。今回の映画自体も等身大の女子高生が成長していくっていう過程が描かれていると思うのですが、皆さん自身がこの映画に出演される前と後を比較して、どう行った所が成長されたと思いますか?!今後の活動の展望などを含めて教えてください。安井 晶:オーディションを受けた時は演技経験ゼロだったので、そもそも受けていいのかな?!っていう不安から始まり自信もなかったのですが、オーディションを受けて、ワークショップにも参加し、実際に撮影となったら、自分よりも活躍している同世代のキラキラしている女の子がいっぱいいて、その中に飛び込んでやることになるので、逆にうじうじしてられないというか、やるしかない!!  すごいみんな本気だから、自分もやるしかないって感じになれたと思います。あと自分を表現しないとダメというか、誰も助けてくれないので、だからすごく刺激的だったし、オーディションを受ける前の自分と、映画公開を控えた今の自分を比較したら、自信のつき方はけっこう変わったなと思っています。もっと自分らしさを出していかないとダメだと思うようになりました。

高畠 菜那:実は映画を撮り終えてから実際に完成した映画を見るまでに結構期間があったんですけど、映画を初めてみんなで見たときに、自分の反省点や、もう少しこうすれば良かったなっていう点がたくさん出てきました。そう思えたということは、自分が成長できということなんじゃないかと感じています。あとはスタッフさんや監督さんとの信頼関係を築けたという点もすごく自分の中では良かったなと思います。

河島 汐里:出来上がった映画をみて、自分が客観的にどう見られているのかということをすごく感じました。自分の反省点とかいっぱいあったんですけど、やっぱりこの映画に出られたからこそその反省点が見えてきて、自分の次へのステップに進むために必要なことだったんだなと思っています。

有松 来未:私は「金沢シャッターガール」に出演させていただくまでは、映画にはこんなにたくさんの方が関わっているんだということを知らかったんですが、今回映画に出演させていただいて、たくさんの人が映画一本を作るのに、すごい協力と助け合いをしてできているんだということが分かりました。そして私は、これから一つ一つのことを大切にやっていきたいなと思いました。

それでは本日は皆さんありがとうございました。

時間にして約30分程のインタビューでしたが、皆さんすごくしっかりされていて自信がみなぎっている!! そんな印象を受けました。これもきっと「金沢シャッターガール」に出演したからこそなのだと思います。そんな「金沢シャッターガール」の上映情報です。

「金沢シャッターガール」上映情報

【石川県】2月3日(土)より公開  【東京都】2月9日(金)より公開

上映会場については映画「金沢シャッターガール」オフィシャルサイトからご確認ください。

「金沢シャッターガール」の公式インスタグラムサイトではここでしか見られない出演者の写真がいっぱい!! ぜひ皆さんフォローを!! 

出演者情報

今回インタビューさせていただいた高畠 菜那さん、河島 汐里さん、安井 晶さん、有松 来未さんのブログやツイッター、インスタグラム アカウントもまとめておきます。皆さん応援してあげてください!! 

高畠 菜那 さん

 

河島 汐里さん

 

安井 晶 さん

 

有松 来未 さん

 

ライター

金沢時間 編集部
金沢時間編集部です。

「金沢時間」は、金沢に暮らす人に向けて、町のトレンドやグルメ・イベントなど、日々の生活がちょっと楽しくなるような話題を、市民目線で発信していく地域密着型WEBマガジンです。

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