薬膳Café紫燕(cien・しえん)金沢市新竪町の昭和レトロな洋館で味わう「身体が喜ぶ」薬膳ランチ

金沢市新竪町に令和2年2月3日、移転オープンした薬膳カフェ「紫燕(しえん)」。外観からは想像できないような素敵な空間で味わう身体に優しく、そして美味しい薬膳ランチ。本日は「紫燕」の魅力をお伝えします。

紫燕があるのは新竪町商店街の中ほど、「おはなしのつづき」2階。

薬膳カフェ紫燕があるのは新竪町商店街

商店街を中ほどまで進むと「中嶋医院」と書かれたレトロな建物が。

この建物の2階に薬膳カフェ紫燕はあります。

こちら、旧中嶋医院の看板はそのまま残っていますが、今は医院ではありません。

現在1階は昭和初期のレトロな建物を改修したショップ&ギャラリー「おはなしのつづき」として使われています。

入り口には可愛い小さなメニュー表。

入り口を入ると奥に二階へと続く階段があります。

上っていくと素敵な和室空間が現れます。

襖の絵が個性的。本日は「月の間」と呼ばれるお部屋でいただきます。

素敵な襖絵は1階のギャラリーのオーナー細川理衣さんの作品です。

おすすめは月替わり御膳

メニューがこちら。

魅力的なメニューで迷いますが、おすすめの 月替わり御膳(1,800円税別)をお願いしました。

 

まず出されるのが高麗人参茶。

こちらはキャンドルの上で高麗人参茶が温められた状態で提供されます。このお茶とても甘くて飲みやすく、高麗人参ってなんだか苦そうなんて思っていましたが、こんなに飲みやすいなんてと感動するおいしさです。

御膳を注文するとこのポットはサービスでついてきますが、追加でおかわりが欲しい時はプラス300円になります。

ドリンクメニューはこちら。

豊富な薬膳茶もあります。

 

お茶を飲みながらゆったりとした時間を楽しんでいると御膳が運ばれてきます。

運ばれてきたのがこちら。

美しくししつらえに思わず「わっー」と感嘆の声がもれます。

本日のおばんざい。一つ一つ紹介します。

まずは「黒米とひしお麹のおにぎり」香ばしくてもっちりとしています。

セロリと人参のきんぴら、ロマネスコのピクルスと菜の花添え

シャキッとした歯ごたえのきんぴら。添えられた菜の花も美味しくいただけます。

金時草とホタテの炒め物

 

右奥からそら豆とかぼちゃ、クコの実のサラダ、真ん中はフキ煮に桜をあしらって、左はセリとゆり根の白和え。

手前は右が黒豆、隣が箸休めの和菓子です。

このおばんざいは基本週替わりだそう。どれもお野菜がふんだんに使われていて美味しく、店主の西原さんが好きで集めた可愛い器をめでる楽しみもあります。

メインは毎月変わるお鍋

そしてメインは月替わりのお鍋。この時は「高麗人参の入ったお出したっぷりの春のサムゲタン」

湯気が沸き立つほどぐつぐつに煮込まれたサムゲタンには、高麗人参、もち米、クコの実、沙姜、大ナツメなどの身体に良さそうな具材がたくさん入っています。

サムゲタンに添えられた野菜は、ホワイトセロリ、三つ葉、クレソン、菊。これをたっぷりと鍋にのせていただくのがおすすめの食べ方です。

なんて美味しそう。もうお腹がギュルとなりそうです。煮込まれたサムゲタンに箸を入れてみます。

箸を入れただけでほっろっとお肉が骨から外れました。お肉はプリっとしています。骨からお出しがたっぷりでているので、お汁にも旨みがギュッと詰まっています。

この御膳はサムゲタンで身体を強くし、野菜でデトックスするように考えられたメニューだそう。この御膳を食べている間にもどんどん身体がポカポカしてくるのがわかるほど、身体に元気がみなぎるお鍋でした。

小腹を満たす甘いものもあります

ランチ以外にも美味しい甘味もあります。

こちらは「八穀ぜんざい」

クルミ、松の実、なつめ、クコの実、もち米、黒豆、あずき、甘栗の8個の具材とヨモギ餅、鯛の最中の中には生麩が入っています。

イメージは「鯛が八穀の海を泳いでいる姿」だそう。可愛くてボリューム満点です。

もう一つはその日焼き菓子。今回はブドウとクコのタルトでした。

こちらの甘いものはどちらも単品は600円(税別)。御膳など食事につける場合はプラス800円(税別)で甘いものとコーヒーなどのドリンクセットにすることが可能です。

現在お店の営業日は月火木金の11時半から15時までがカフェの営業、基本毎週水曜日は「薬膳の料理教室」を開催しています。土日はお休みです。

 

薬膳に目覚めたきっかけは子育て

この素敵な薬膳料理の数々を作っているのが、店主の西原さん。

子育てをきっかけに食への興味が深まり独学で薬膳の勉強を始めた西原さん。どんどん勉強意欲が高まり、子育てをしながら「中医薬膳師」の資格を取得。はじめは自宅で薬膳教室をされていましたが、一年ほど前にご縁があって野々市の「Inti」さん内で7席だけの薬膳カフェをスタート。カフェをしながら、もう少し大きな規模でできるところを探していたところ、ギャラリーの二階でお店をしてくれる人を探していた細川さんとのご縁がつながり、令和2年2月に移転オープンすることになりました。

このカフェとして使っているお座敷はすべての部屋に名前がついていて、すべての部屋に細川理衣さんが書いた可愛い襖絵としつらえがされています。

花の間。鮮やかなお花たちが迎えてくれます。

夢の間

鏡の間

どの部屋も魅力的。事前に予約するときにお部屋の指定をすることも可能です。

外観から想像も付かないような魅力にあふれるお店「紫燕」是非一度訪れてみてください。

 

※掲載情報は記事公開時点での内容です。時間の経過により実際と異なる場合がありますので、詳細は直接店舗にお問い合わせください。

薬膳Café紫燕 口コミ

 

 

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今日は薬膳カフェcienさんでランチ😋🍴 月替わり御膳は蛤のお鍋🍲 小鉢たちやご飯もどれも美味しかった~😋 デザートもよくばって2つ食べた💕 お腹ぱんぱん‼️ ごちそうさまでした✨ 薬膳ってなんだか想像がつくようなつかないような。。。そんな感じの方も多いんかなって思います🤔🌀 わたしも薬膳ってなんだかよくわからんな~特別な食べ物?普段食べんもの??苦い?てな感じでした🤔 けどそんなことなくて普段食べてたりするし、噛み砕いてすごく簡単にいうならば、季節のものを美味しく優しく取り入れよ~って感じかなと😋🍚簡単すぎるよな~ごめんなさい笑 それぐらい身近なものだと思ってもらえればよいかと😙 敷居は高くないよ~って♨️ あとカフェのお部屋がとてつもなく素敵空間‼️ 絵本の中に入ったような📕おはなしの中にいるような📖時間があっとゆう間に過ぎてしまう。なかなか魅力が伝わりきれてないかもやけどぜひ行っていただきたい~‼️ 美味しいご飯と素敵空間。 また来月の御膳食べに行こ~😋🙌 #休日 #薬膳ランチ #薬膳カフェ @minmin_cien 2020.2.28/

@ chikaaaaponがシェアした投稿 – 2020年 2月月28日午前4時13分PST

 

薬膳Café紫燕 店舗情報

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店名薬膳Café 紫燕
ジャンル薬膳料理、料理教室
TEL・予約090-2831-4312
Instagramhttps://www.instagram.com/minmin_cien/

facebookhttps://www.facebook.com/minmincien/

住所石川県金沢市新竪町3丁目52 おはなしのつづき2F
営業時間11:30〜15:00
定休日土、日休み
水曜日は料理教室のみ
カード不可。paypayのみ対応。

※掲載情報は記事公開時点での内容です。時間の経過により実際と異なる場合がありますので、詳細は直接店舗にお問い合わせください。

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