金沢には東京・大阪・名古屋といった都市部に負けないディープなお店というものがいくつかあります。
そういったお店の中でも頭一つ出ているような存在、パッキパッキに尖った存在であるお店、それが「志な野」。
合言葉は「ヤホーーー!!」の「志な野」をピックアップ!!
「志な野」=「ヤホー」
実は本日ご紹介する「志な野」という店名はあまり世に知られていません。金沢屈指のディープスポットにも関わらず、「志な野」という店名でその場を認知する人は極めて稀です。
ところがそれを「ヤホー」のお店と言い換えると、「あぁぁーーーー」となる方は少なくありません。
「志な野」=「ヤホー」
「ヤホー」は金沢で一番有名なお茶漬け食べ放題のお店です。
開店時間が近くと、「ヤホー」を求めてどんどん人が集まってきます。さすが人気店です。
開店時間というのは、ここではあくまでも目安であって、多少遅れたとしても気にする必要はありません。
この日も6分程程遅れて、待ちに待った入店許可がおりました。
暖簾をくぐって、まずはご挨拶。
「ヤホー!」
これはマストです。「こんばんは」ではいけません。「ヤホー」と大きな声で挨拶するのです。
というのも志な野には以下のようなルールがあります。
そのため「志な野」では、入店時の挨拶、注文、おかわり、お会計、退店時の挨拶、すべてが「ヤホー」となっています。
それ以外の言葉を使用する必要はないのです。
また、店内に入りますとカウンター越しにメニューがいくつも書かれていますが、基本的に「志な野茶漬け」のみしか注文できないと思っておきましょう。
座席について「ヤホー」というと、「志な野茶漬け」の準備が始まります(正確に言うと、入店した時にもうすでに作っています…笑)。
しばらくすると、お茶漬けの具を渡されます。
この具がある限り、何杯でもお茶漬けをおかわりすることができます。最高記録は28杯だったそうです。お茶漬けの具の後、ご飯が渡されます。
あられがのったご飯です。以前訪れた時より、気持ちご飯の盛りが多くなっていたような気がします。
そして、出汁が渡され、お茶漬けタイムの幕開けです。
久しぶり+熱々のお出汁だったため、ゆっくり話をしながら食べていたら、
「早くヤッホーして!」と店主にブチ切れられてしまいました((^◇^;)
そう!ここは戦いの場なのです。
お茶漬けの作り手と食べ手、どちらかの力が尽きるまで、作り手はひたすらお茶漬けのためのご飯を盛り続け、食べ手は、お茶漬けの具の残量を計算しながら、食べ続ける。
そんな真剣勝負の場なのです。
もちろん戦いに負けたソルジャーは、弱々しい声で「ヤホー」と声を発し、そそくさと店を後にするのであります。ま、そんなことを言っている私ですが、3杯目で敗北して店を後にしたことは秘密です。
一夜の思い出を、一週間近く語れる店ってそうありません。
志な野はまさにそういったお店の一つだと思います。
志な野 の口コミ
友人を訪ねて金沢へ。シメのお茶漬け@志な野。具材と出汁が別添えでゴハンのおかわり自由。店内での全てのやり取りが「ヤッホ」の一言でされる不思議な店。おかわりを頼む時も「ヤッホ」。お店のおばさんの返事も「ヤッホ」。面白くて美味しかったけどほんと不思議。 pic.twitter.com/R6yFF18hwN
— Tomonari Goto (@gotomo8) 2017年2月3日
志な野 の店舗情報
店名 | 志な野 |
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ジャンル | 夜食 |
TEL・予約 | 076-222-0323 【予約可】 |
WEB | |
住所 | 石川県金沢市片町1-10-10 |
営業時間 | 22:30〜26:00 |
定休日 | 日曜日・月曜日 |
カード | 不可 |
※掲載情報は記事公開時点での内容です。時間の経過により実際と異なる場合がありますので、詳細は直接店舗にお問い合わせください。
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