片町屋台村「 とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO 」潜入レポ !!

 遂に!!

金沢一の繁華街・片町に、現代版屋台村「 とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO 」がオープンしました !! 

「屋台」という言葉から思い浮かべる赤提灯やビール箱はなく、無機質で現代的な建物、支払いはキャッシュレス決済を採用するなど、これまでにない新たな屋台村には、海老専門店や燻製バーをはじめ、イタリアンやおばんざいなど多彩な8店舗が出店しています。

今回はプレ・オープンにご招待いただき、一足早く「とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO」の魅力を味わって来ました !! まずはその全貌をざっくりとご紹介していきます !!

各店舗についても今後じっくりクローズアップしていこうと思っています !!

magazzino38 fatto a mano

オステリア・デ・カンパーニュ出身の32歳の店主が営むのが、手仕事の旨さが伝わるイタリアン「 magazzino38 fatto a mano 」。

前菜の盛り合わせ 」は見た目も華やかでとても豪華な一品。

パルマの生ハム、豚もも加熱ハム、自家製モルダデータハム、豚肉のパテ、ミラノピクルス、フリッタータ、タコのバジル、ピクルスとボリュームも満点 !!

自家製のパテは本当に美味しく、味が濃厚でわず赤ワインが飲みたくなることこのうえなし

生ハムやサラミはスライサーで薄く切っているのでフワフワ !! 

サラミって脂っこいイメージがありますが、薄く切ることによってものすごく食べやすくなるんだなと実感します。この前菜盛り合わせだけで、お酒がグイグイ進んでしまいますよ !! 

旬楽

毎朝能登から直送された干物が味わえるお店。オススメは旬楽セットで、日替わりの干物と小鉢、そして〆のお茶漬けがついてきます。

この日の干物はアジ、小鉢は岩もずく酢でした。

干物は目の前にある網で焼いて食べるのですが、店主がタイミングをみてひっくり返してくれます。

干物というと塩っぱいイメージがありますが、旬楽の干物は、優しい味わいで全く塩っぱくありません。甘くてフワフワな身はとても美味しく、ついつい日本酒が進んでしまいます。

コリコリとした食感の岩もずくは、上の刻み生姜がいいアクセントになっており、酸っぱすぎず甘すぎずの絶妙な塩梅で、素材本来の味を引き出しています。

お茶漬けは出汁が別に出てきて、自分でかけるスタイル。自分で出汁をかけると、フワッと出汁の良い香りが !! たまりません !!

最後に金箔をふりかけて、金沢らしさを強調します。

塩分で味を誤魔化さず、出汁本来の味を楽しむ感じで、たまらなく美味い !! 

この大きな白子もまたプリップリで美味しかったです。

ちなみに紫色の頭の店主は、元々はクラブ 利恵 のボーイをされていたそうで、今回料理の世界に参入したそうですよ !! 

海老専門店 九代目 海老翔

久世酒造が出店している海老専門店「 九代目 海老翔 」。なぜ九代目かというと、久世酒造の社長が現在九代目だからそうです。

海老の鉄板焼きがメインのお店。

「酔っ払い海老」は売り切れだったのですが、いしるに漬けた海老と、海老の塩焼きを同時に味わえるこちらをなんとかいただくことができました !!

こちらのさつま揚げは、中に海老が入ったさつま揚げで、鉄板で焼いて頂きます。

さつま揚げの中には生クリームが入っていてフワフワ !! さらに中に海老のぶつ切りがゴロゴロ入っていて食べ応えがあります。蒲鉾屋さんに特別に作ってもらっているそうです。

和ビストロ 久遠


醤油や塩麹、抹茶など和の素材を積極的に取り入れた「金沢フレンチ」を提供する「 和ビストロ 久遠 」。

木倉町にある「ランプ」の系列店です。

写真のお料理は「 香箱ガニのデクリネゾン 」。

香箱ガニの殻の下に香箱ガニの身がほぐしてあります。またお皿についているのは、りんごと塩麹をペーストにしたジャム。その左にあるいくらのような物は、シェリー酒をいくらのような形にしたソース。白いフワフワの泡はセロリの葉っぱを泡にしたもので、これらを全て混ぜて頂きます。

Kanazawa ramen WAKA

「 Kanazawa ramen WAKA 」は鶏ダシを使ったラーメンを提供しており、金箔が全メニューに入っているのも特徴です。

「濃厚」と「あっさり」があり、違いは「白湯」が入っているかどうか。

鶏の油が入ると、鶏の味が際立ちます。〆に利用したいお店です。

季節のおばんざい 中にし

女性店主が一人で切り盛りするおばんざいのお店。メニュー表は特になく、カウンターにおばんざいが並んでいるので、お好きな料理を伝えると、店主がとってくれます。

オススメはこちらの「餃子」

生姜を効かして、にんにくを少なくしてあるそうです。さらにニラも少なめにしてあり、白菜ベースの餃子となっています。にんにくが欲しかったら、別ににんにくを出してくれます。

燻し屋 らむ

木倉町で人気のバー 「 FURANSU (フランス)」を営んでいるフランス人兄弟の2店舗目。

手作りのリキュールがたくさんあり、キウイ、パイナップル、コーヒー、…ラム酒の入った色々なフレーバーのお酒を楽しむことができます。

写真のお酒は、ラズベリーとブラックベリーをラム酒漬けしたものの炭酸割。甘いのかな?と思いましたが、すっきりと大人味でとっても飲みやすい一杯です。

変わった飲み物やボタニカル好きな人にはおすすめです。

なお食べ物は、取材時点は定かではありませんでしたが、豚肉のスペアリブ、豚バラ焼き、枝豆等の燻製を提供予定とのことです。

ちなみに、木倉町の「 FURANSU 」についてはこちらの記事をご覧ください。

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中国料理とシェリー酒 西華房

残念ながら私共が訪れた時には全てのお料理が売り切れ。次回リベンジ致します !!

まだまだスタートしたばかりと言うこともあり、営業時間が未定の店も多く、さらに今後色々な面が変化していきそうな、そんな本当に生まれたてのお店たちが集う「 とおりゃんせ KANAZAWA FOODLABO 」。

各店舗の今後の成長が楽しみです。

定期的に訪問していこうと思います。

 

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