金沢に住んでいると「美味しい鮨」の基準って自然と高くなっている自分に気づくことが少なくありません。いつも普通に利用していた回転寿司屋に東京からこぞって観光客の方が来店し「美味しい〜」と言っている姿を見たり、金沢を代表する有名店のカウンターは右も左も県外からのお客様と言った光景を目にすると、「あぁ〜自分は恵まれているんだな〜」と思うことも少なくありません。そんな恵まれた鮨環境にいる私たちであっても、一度足を運ぶ価値有りのお店がお隣富山県にあります。なんでも顧客の大半は首都圏や世界という、ちょっと規格外の凄さのお店。本日はそんな富山の超有名店「鮨人」をピックアップします!!
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流石の握りと軽快なトーク、鮨と酒の相性の良さを再確認
金沢から「鮨人」に向かう場合、高速バス(富山ちてつ高速バス)が便利です。富山駅からは少し離れた場所にあるので、電車で移動した場合、富山駅からさらにタクシーに乗る必要があります。しかしバスなら、富山市民病院前で降りると徒歩数分で「鮨人」に行くことができます。今回もバスを利用して富山へ向かいました。こちらが本日の舞台「鮨人」。建物外観だけでは首都圏や世界からお客様が足を運んでいるお店とは気づかないかもしれません。「鮨人」のお昼は二部制となっています。今回は昼の部後半戦(第二部)にお邪魔させていただきました。第二部の開始ギリギリのタイミングで、第一部の方がお会計を終えてお店を後にします。その後席へと案内され、飲み物やNG・アレルギーなどを聞かれてしばらくして「鮨人」ワールドがスタートします。
「まずは紅白で」との声とともに「甘エビと白えび」。富山といえば白えびですよね。この日の白えびは昆布〆されたものでした。
続いて「鯵」
「墨烏賊」と続きます。墨烏賊は肉厚でモッチモチでした。「鮨人」のシャリは赤酢で砂糖を入れていないため米本来の甘みが活きています。コシヒカリの新米だけを使用しているシャリはシャリの固さも絶妙で、さらに口の中でほろっと溶けていく感じで、控え目に言って最高です。
「湧水と梅の茶碗蒸し」。熱い茶碗蒸しが冷めるまで少し待ち、箸で混ぜて箸で食べるのが昔ながらのスタイルだそうです(昔はスプーンなんてありませんでしたからね)。
満寿泉の日本酒。この後お鮨に合わせてシェリー樽で熟成させたものや、
オーク樽で熟成させたものなど色々な日本酒を出してもらいました。
いやはや、日本酒の奥深さを改めて感じました。
「車鯛」。車鯛は昆布〆となっています。
「中トロ」
「ズワイガニとのどぐろの炭火焼」。オスののどぐろを炭火焼してあり、口の中でとろけます。うまい!!
汁物は骨と水のみで煮込んだもの。コクのある魚の旨味が口全体に広がります。
この日お願いしていたコースの最後は「穴子」。口の中でフワッととろけます。美味。
この後「塩のジェラート」(これがまた絶品!!)でコースは終了となるのでが、もう少し追加で握ってもらいます。ブリ。
マグロ。先程は中トロでしたので今回は赤身です。あぁ〜やっぱり赤身は旨い。トロよりも赤身派だったりします…。
カワハギと肝の手巻き。これは絶品!! もう一本食べたい気持ちをグッとおさえて握りをフィニッシュさせます。食後は「塩のジェラート」。
最中が絶品です。もち米で作られた皮はパリッとしておりとても香ばしく、中の塩ジェラートとの相性もバッチリです。が口中にいっぱい広がります。
いやはや、はるばる富山まで足を運んだかいがありました。金沢から行く価値大アリです!! ぜひ皆さんも !!
鮨人 の口コミ
鮨人やべぇ pic.twitter.com/MgbjjDUepU
— 黒路@戦国炎舞 (@hiro309kk) 2017年12月2日
店舗情報
店名 | 鮨人 |
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ジャンル | 鮨、寿司 |
TEL・予約 | 076-422-0918 |
WEB | |
住所 | 富山県富山市新根塚町3-5-7 |
営業時間 | 【昼】2:00~14:00(第1部12:00~、第2部13:15~) 【夜】18:00~21:30 |
定休日 | 日曜日 (祝日は営業、但し月曜が祝日の場合は日曜営業・月曜休業) |
カード | 可 |
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