刺繍のぬくもりをグッと手軽に。金沢のシミズ刺繍さんに聞く新しい刺繍の使い方

ハンカチやソックスにほんの少し刺繍があしらわれるだけで、なんだかとても温かいものに感じます。それは、そこに人のぬくもりを感じるからでしょうか。古くから、世界中の各地で刺繍はお守りとして使われていました。時には幸せを願い、時には悪から身を守るものとして。刺繍のひと針ひと針には、人が人を想う気持ちが込められているのでしょう。そんな刺繍は、今進化を遂げてボディージュエリーにもなっているそうです。今回、四半世紀に渡り金沢で刺繍工場を営むシミズさんに取材をしたので、皆さまにレポートします。

「刺繍のボディジュエリーとは、医療用のテープ使って作る刺繍のボディシールです。医療用なのでお肌にも優しく、結婚式などのイベント時にジュエリー代わりとして使われていますよ。」そう語ったシミズさん。机の上には刺繍がずらりと並んでいます。刺繍そのものは機械での作業に代わったものの、細かい部分は今でも手作業で行っているとのこと。一つ作るのに手間はかかりますが、ハレの日に使ってもらうのが嬉しくて色んな種類を作っているそうです。サンプルを頂いたので私も使ってみました。使ってみて感じたのは、コスパがいいということ。ボディペイントに比べて安価で、2~3回繰り返し使えます。粘着力が弱まったら、最後に小物のアクセントとしてあしらいました。例えばこれをマタニティフォト様に使って、赤ちゃんが生まれたらフォトブックに貼る、という活用法も面白いと思います。刺繍ボディージュエリーは今後ワークショップも考えているとのことでした。皆さんの目に触れる機会も増えるかもしれません。懐かしい刺繍のぬくもりを、手軽なシールタイプで。新しい刺繍のご紹介でした。

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会社名

シミズ刺繍

HP

http://www.shimizusisyu.net/

TEL

076-252-7890

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