少子高齢化の進展に歯止めがかからない状況の中で、次代を担う子供を安心して産み、育てることができる環境を整備する必要性が声高に叫ばれています。
一昔前であれば、同居している姑さんや実家のお母さん、さらには地域ぐるみで、産後のお母さんをケアする環境がありましたが、現在は、核家族化の進展、経済状況の悪化などが原因で、産後環境はかなり厳しいものとなっています。母親になったばかりの産後2,3ヶ月で「産後鬱」を患ってしまう人が最も多いというデータがそれを裏付けています。一方そのような中で、育児に参加しようとする男性は確実に増えています。内閣府も「さんきゅうパパ」というママの産後2ヶ月以内のパパの休暇を促進するプロジェクトを実施しています。
しかしながら、男性の中には「何をすればいいのか ?!」と戸惑ってしまう人も少なくないそうです。例えば、母親から「ちょっと抱っこしといて」と言われても、実は男性にとっては産まれたばかりの我が子を抱っこすることは慣れていないということもあり簡単なことではないんだそうです。「手伝いたくても上手に手伝えない」。結局、お母さんの産後環境はなかなか改善できない。
このような状況を助産師としてずっと見てきた、頼 玲瑛 さんが「赤ちゃんをもつママをささえるサービスや商品がないものか ?!」と思い考案した魔法のシート。今、イクメンや孫育て中のおじいちゃんにジワリジワリと人気が出ているんだそうでうす。そこで、今回はその魔法のシートをもっと詳しくご紹介していようと思います。
魔法のシート『ねるりん』とは ?!
『ねるりん』は約30年に渡る助産師の経験に基づき、「素材」「形状」「厚み」「通気性」「安全性」「携帯性」すべてにこだわって、金沢で開発されたアイデアシートのこと。乳児の寝つきがよくなることに役立つ低反発性特殊素材のシート。素材は、赤ちゃんと親との愛着形成に役立つ素材を開発、さらに抱っこしやすい形状を考案し、通気性や安全性も当然考慮した「ねるりん」は、まさに長年現場を見てきてたからこそ開発することができたと言っても過言ではありません。
それまで赤ちゃんの抱っこするのが怖くてためらっていたおじいちゃんが、この「ねるりん」を使って
このような形で簡単に抱っこすることができて、大変喜んでいたそうです。
赤ちゃんはシートの上だとは気づかず、抱っこされたままだと思っているため、泣くこともなく、初心者でもちゃんと抱っこできるんだそうです。
医療関係者が安心して推薦することができる「ねるりん」で、育メンデビュー, 孫育デビューされてみてはいかがでしょうか ?!
「ねるりん」だけじゃない !!
ちなみに、「ねるりん」を開発した 頼 玲瑛 さんが代表理事を務める「社団法人シェアエアイフジャパン」では、この「ねるりん」を通じて、お母さんとプロのアドバイザーをつなげたり、民間レベルで、子供を産み育てやすい環境が作れるよう、様々な活動を行なっているそうです。おじいちゃん向けの孫塾といった、少しアカデミックな講座やワークショップなども随時開催していくそうです。興味のある方はこちらからぜひ活動をチェックしてみてください。
ちなみに、金沢発の「ねるりん」は現在のところ、
で販売されています。
「ねるりん」に関心のある方、関心のある企業で、「ねるりん」をより多くの人に伝えてくれる販売代理店も募集中だそうです。
我こそはという方、ぜひ !!
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