【発見!!】というタイトルの記事ですが、今回ご紹介する「食器の丸一」は、創業60年の超老舗です。飲食店をはじめとした業界関係者で知らない人はいないほどの老舗なのですが、正直私、今回が初訪問です。
場所はファッションやブライダルショップが連なる竪町ストリート。お店の中に入ると、
例えば「茶碗」もこの品揃え。ざっと200種類ぐらいあるんじゃないかとおもいます。
食器の丸一はなんと1階〜3階すべてが店舗。1Fは和・洋食器、2Fはグラス・キッチン用品、3Fはアウトレット商品を取り扱っています。
店内に一歩足を踏み入れれば分かりますが、とにかく商品量が圧倒的に多い!! 郊外の大型店舗よりも種類的には多いんじゃないかと思います。
例えば「白いお皿」だけで、こんな感じ。さらに
ご覧ください !! この安さ !!
メーカーから直に仕入れているから実現できる価格なんだそうです。高級食器と言われている「ブルーローズ」のお皿もこの通り。
東京から来た観光客の方の中には「かっぱ橋よりも安い !! また買いに来るよ !!」そうおっしゃる方もいるそうです。さらに最近オシャレなレストランの前菜盛り合わせなどでよく見かける小鉢も
このようにお手軽価格で販売されています。
店内を歩いていると、どこかのお店で見たことあるような食器と出会います。
それもそのはず !!
食器の丸一では、現在県内外約2,000件の飲食店等の、いわゆる「業者」さんと取引があるんだそうです。
「この前行った、郊外にある10席ぐらいのイタリアンのお店でパスタを食べたときの、ちょっと細い感じのお皿」
といったような、曖昧なオーダーでも、きっとあなたが思い描いていたお皿を見つけてくれるはずです。
2Fのグラス売り場も心が高鳴りました !! カクテルグラスもこの通り。全部で70種類あるそうです。
片町のバーで実際使われているものも少なくないとか。
ボヘミアングラスもこの価格 !!
人生で一度使ってみたい「クリスタルデカンタ」。
これよくテレビでクラブのママが水を入れてるやつです !!
「食器屋さんてこんな楽しかったんだ !!」
思わずそう思ってしまうほど、時間を忘れて色々な商品を手に取ってしまいました。
竪町ストリートはファッションだけではありませんね。本当に面白い場所、表現が正しいかどうか分かりませんが、「ドン・キホーテみたいな食器屋さん」に巡り会えました。
普通の食器屋さんでは、おそらくお目にかかることができないであろう食器を含めた豊富な品揃えに加え、食器の専門家によるアドバイスをすぐ受けることができるというのは、現在ではとっても貴重な存在です。
きっとずっと探していた食器も、食器の丸一に行けば、
「ここにあったんだー!!」
となるんじゃないかと思います。
業者の方からの絶対的な信頼を得ている同店だからこそ、私たち個人ユーザーも安心して食器選びができるのではないかと思います。
ちなみに、最近は外国人観光客の方もよくお店を訪れているそうで、食器をお土産として購入される方も少なくないとか。
そんな外国人観光客に人気のお土産が、この昔ながらの(ドラマとかで出てくるような)盃。時代劇に出てくる、薄口の高台盃で、江戸の花街吉原で花魁が使っていた盃が原型と言われています。実はこの盃はもう製造されていないんだそうです。そんな食器に関する豆知識も気軽に教えてもらえて、ちょっと誰かに話したくなって店を後にしました。
※ちなみに、食器の丸一では、外国人観光客の方向けに免税の取り扱いを始めたそうです。
店舗情報
店名 | 食器の丸一 |
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TEL・予約 | 076-221-5630 |
WEB | https://www.facebook.com/食器の丸一 |
住所 | 石川県金沢市竪町32番地 |
営業時間 | 10:00 〜 19:30 |
定休日 | 水曜日 |
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