見慣れた街も、着物で歩けば新発見

普段歩いている街並みも、着物で歩くと一味違って見えることがあります。今回は、着物で巡った金沢の定番スポットと、そこでの発見をご紹介します。

1.東茶屋街でアイドル気分が味わえる?

言わずと知れた金沢の有名スポット。着物で歩くのにぴったりの、風情溢れる茶屋街です。%e3%81%b2%e3%81%8c%e3%81%97%e8%8c%b6%e5%b1%8b%e8%a1%97まるでタイムスリップしたかのような古い町並み。もちろん着物で歩くだけで高揚感が得られて楽しいのですが、歩いている傍から「ワオ、写真とっていい?」と外国人から次々声がかかり、アイドル気分を味わえるのも着物ならでは。「どこから来たの?」「ドイツだよ」ちょっとした会話も弾み、楽しいひとときが過ごせます。 

2.21世紀美術館

21th21世紀美術館でのフォトスポットといえば、加賀友禅をモチーフにした色鮮やかな壁とロッキングチェアが人気ですが、建物外のアート作品も着物だと一味違う写真が撮れます。私のお気に入りは「カラー・アクティヴィティ・ハウス」という作品。ガラスに反射して、着物の雰囲気が変化するのが面白いですよ。 

3.長町の石畳で楽しむカランコロン

ishidatami香林坊から少し歩くと、繁華街から一転、昔の街並みが突如現れます。普段ヒールだと歩きづらい石畳も、下駄となら相性抜群。カランコロンと心地よい音が楽しめます。また、長町最大の見所は野村家の武家屋敷跡。

nomura池に移りこんだ緑の木々が美しく、しばらく時を忘れて見入ってしまいました。2階には茶室が用意され、お抹茶を飲みながら庭園を眺めることも可能です。

さて、一休みしたくなったら、休憩スポットに立ち寄りましょう。長町武家屋敷休憩館という観光案内を兼ねた休憩所には、「まいどさん」というボランティアさんがいます。私たちが訪れた時は、まいどさんのほうから声をかけてくれました。「あなたたちみたいな着物を着た女性がいると町が明るくなるわ。」嬉しいお言葉です。その後まいどさんから、石川と金沢の違いや金沢の歴史を教えてもらいました。金沢の歴史に触れ、地元の方との会話を楽しめる。観光客に大人気なのも納得の、充実したひとときでした。

着物は1日レンタル+ヘアセットで6,500円。少し高いけれど、思い出作りには最適です。遠方からお友達が訪ねてきた時にでもぜひ試してください!

kimono

今回私がレンタルしたお店はこちら。

心結

920-0862 石川県金沢市本町1丁目3番39号

http://kokoyui.com/

 

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