連日多くの観光客で賑わう近江町市場。そんな近江町市場から徒歩1分。ダッシュしたら10秒ほどの所に、金沢の郷土料理を思う存分楽しめるお店があります。そういえば、「郷土料理」と言われているものって、大人になってから、あんまり食べた記憶がないような…。和食の原点と言われている四季折々の郷土料理。金沢に暮らす以上、金沢の郷土料理をここらで一度しっかり味わっておく必要があるだろうと考えて行ってきました。ご紹介が遅れました。今回訪れたのは「ここちや」です。昭和初期に建てられたという町家で、金沢ならではの料理を食べられることで、地元民のみならず観光客の方からも評判のお店です。
今回は「金沢郷土料理」スペシャル
ちょうど訪問させていただいた日は、「金沢夏の陣」というイベントを実施している日で、郷土料理のコースを食べる前に、魚の解体ショーも見られるというちょっと特別な日でした。今回は鱸(すずき)の解体が行なわれたようです。本日のコースはこの鱸のお刺身が食べられるんだそうです。
一通り解体ショーが終わると、金沢郷土料理のコースがスタートします。「どじょうの蒲焼」、「べろべろ」、「ずいき甘酢漬け」、「金時草胡麻和え」から本日のコースはスタートしました。実は私、この「べろべろ」苦手だったんです…。昔食べた時の記憶がまた消えていなくて…。あれからかなりの時間が経過しましたが、今回久しぶりに出会ったのも何かの縁。「べろべろ」を口に運びます……。
今まで食べた「べろべろ」は一体何だったんだ!と思ってしまうほど。もはや自分の中では別物です。最初からプロの「べろべろ」を食べていれば….と若干の後悔すら感じました。久しぶりの「茄子のオランダ 煮 にしん 千石豆」。なんで「オランダ煮」って言うんでしょうか?!ご存知の方いらっしゃいますか?!
そして、先ほど捌いたばかりの「鱸のお刺身」
定番の「治部煮」。ほんとは「蓮蒸し」もあったのですが、写真撮るのを忘れてしまいました(>, < )
「加賀太胡瓜の酢の物」でさっぱりした後は、
「穴子雑炊」で金沢郷土料理コースは終了です。
最初から最後まで「金沢づくし」となった今回のコース。これまで知らなかった郷土料理の美味しさに触れることができる貴重な体験でした。
「ここちや」では、このような金沢の味を堪能できるコース料理も色々用意しているそうです。皆さんも、「ここちや」で金沢の郷土料理に触れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
店名 | ここちや |
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ジャンル | 魚介料理・海鮮料理、海鮮丼、懐石・会席料理 |
TEL・予約 | 076-224-5518 |
WEB | https://kokochiya.amebaownd.com |
住所 | 石川県金沢市十間町18 |
営業時間 | 昼:11:30 〜 14:00 夜:17:00 〜 22:00 |
定休日 | 日曜日 |
カード | 不可 |
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