先日発表されたミシュランガイド富山・石川(金沢)特別版2016で、1つ星の評価をゲットした、金沢市東山にある「鮨 みつ川」。そのみつ川の姉妹店として、これまた人気を集めているのが近江町と金沢駅にある「歴々」。観光客の方だけでなく、地元の方も足を運んでいるんだそうです。そんな歴々の究極な味わい方をご存知ですか?!本日はそんなお話を。
地元民だからこそ!
私たち金沢人は、普段から新鮮な魚に囲まれ、美味しい寿司を食べることができる恵まれた環境下におります。だからこそ、日本で一番すしを食べる県として有名なわけです。そんな私たちには余裕があります。ですから、例えば歴々を訪れたとしても、観光客の方が食べているように、まずはお造りから始めて、
順に寿司を食すといった以外の楽しみ方を知っているし、実行する余裕があるわけです。例えばこういう歴々の楽しみ方があります。
まず、お店を訪れます。ここまでは観光客の方と同じです。そして次のようにオーダーしましょう(ドリンクを頼まれる方はあらかじめドリンクをオーダーしておいてください。)
「のどぐろの手巻きください」
以上です。観光客の方であれば、コースを楽しんだ最後の最後に出会うことになる、みつ川・歴々を代表するスペシャリティである「のどぐろの手巻き」。地元民である私たちはあえてそのスペシャリティのみをいきなり注文するわけです。あとは、「のどぐろの手巻き」が出てくるのを待つだけです。そして、手渡しされる「のどぐろの手巻き」を、
口の中へと運びます。ここからは、観光客の方と同様の体験をお楽しみください。
「うわぁ〜、こりゃたまらん旨いなぁー…、あぁぁぁ…旨い….」
旨いに決まっています。口コミサイトでも、この「のどぐろの手巻き」が大絶賛されているんですから。地元民、観光客の区別なく、ここは素直にこの旨さを受け入れましょう。そして食べ終わったらこう告げます。
「ごちそうさま!」
これです。ここがまさに、金沢民だからこそできる余裕の瞬間です。観光客の方は、あれもこれもと食べたくなってしまうわけですが、われわれはいつでも行けますから!そのお店のスペシャリティだけを食して店を後にする。こういった楽しみ方もアリなんじゃないかと思います。
滞在時間はわずか10分。でも誰よりも濃い10分を過ごせる。これぞ歴々の究極の楽しみ方と言えるかもしれません。
店舗情報
店名 | 鮨 歴々 近江町店 |
---|---|
ジャンル | 寿司、魚介料理・海鮮料理、海鮮丼 |
TEL・予約 | 076-254-5067 |
WEB | |
住所 | 石川県金沢市十間町27-1 |
営業時間 | 昼:11:30〜14:30 夜:17:00〜20:00 |
定休日 | 月曜日 |
カード | 不可 |
コメント