『 鮨処 こいづみ 』江戸っ子が握る本物の江戸前鮨を堪能

東京九段下にある文久元年創業の老舗鮨店「 九段下 寿司政 」をはじめ、銀座の名店で修行を積まれた江戸っ子の店主が握る、本物の江戸前鮨が食べられる場所が金沢市片町にある「 鮨処 こいづみ 」。江戸前の王道ネタだけでなく、北陸ならではの魚に、本物の江戸前の仕事が施される点も同店を楽しむポイント一つ。本日はそんな「 鮨処 こいづみ 」をピックアップ致します。

一貫一貫へのこだわりの魅了され、握りの速さに圧倒される。

こちらが本日ピックアップする「 鮨処 こいづみ 」。夜の営業がメインですが、事前予約をすれば昼の営業にも対応してくれます。

高級感のある店内には凛とした空気が流れています。

着席するとネタケースが開けられ、いよいよ本日のお任せコースがスタートします。

まずはお造り。お皿の中央で存在感を示しているのが、ヒマラヤの岩塩。

岩塩の上にすだちを絞って、お造りをそこに擦り付けて味を調整していただきます。

擦り付け過ぎると塩っぱくなり過ぎるので注意が必要です。

これまでこういったスタイルでお造りをいただいた事がなかったので、初っ端から期待度を一気に上げて来てくれます。

続いて、「鯛の酒盗 クリームチーズ」。お酒が進む一品です。

「まだ俺は何も仕事してないからねぇ〜」と話す店主の手には特大の雲丹が !!

この特大の雲丹はいくらと共に「雲丹・いくら丼」としていただきます

いくらの固さ・味付けはどれも文句なしのクオリティー。いきなり「丼」が出てきて少しびっくりしましたが、大満足であっという間に完食です。

いよいよ握りがスタート。この日は「ウマヅラ」からスタート。

鰆の漬け。漬けといったら「マグロ」をイメージする事が多いですが、江戸前では「マカジキの漬け」も人気なんだとか。8時間漬けてあるそうです。

七尾の赤貝

アジ

そして超特大の海老。プリップリで食べ応えがあります。

富山のマグロ漬け

京都のマグロ

七尾のコハダ。コハダは寿司政の味を再現。昔ながらの仕事をしてあるそうです。いつも食べているコハダよりもしっかりとした味です。

イカの檳榔詰(びんろうづめ)。柔らかいヤリイカの中に、シャリが詰められています。

「ここから少し甘いのが続くから」と運ばれてきた椀物

超特大のしじみの出汁。

江戸前では味噌汁を出すのは無粋だと言われているそうです。

にはま。煮たハマグリは食べ応えがあります。金沢だと「マンジュ貝」を使う店も少なくないそうですが、江戸前では、マンジュ貝はハマグリよりも格下と見られているそうです。

 

金沢のノドグロ。昆布で〆てあります。ノドグロってそのまま寿司としていただいてもそこまで印象に残らないと私などは思うのですが、昆布で〆る事で、旨味が凝縮している印象です。もちろん皮は軽く炙ってあるので香りも最高です。

アナゴは口の中でとろける絶品。このアナゴを食べるとなかなか他のアナゴが食べれなくなってしまうかもしれません。

かんぴょう巻き。かんぴょうにしっかりと色が付いているのが本物、薄い色をしているかんぴょうは、しっかりとした仕事がなされていないかんぴょうなんだとか。

最後は細巻きをいくつか。

目の前でマグロを豪快に叩いていただくネギトロはまさに絶品 !!

江戸前の鮨を食べた !! と実感できる充実の内容に大満足です。

お値段もこのランクのお店にしてはリーズナブルですから、本物の江戸前寿司と、江戸前寿司の職人が金沢の魚をどう昇華させていくかをぜひ目の前で見届けて欲しいと思います !!

鮨処 こいづみ の口コミ

鮨処 こいづみ の店舗情報

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店名鮨処 こいづみ
ジャンル寿司
TEL・予約076-254-5355
WEB
住所石川県金沢市片町2-30-9 大井ビル 1F
営業時間【昼】
11:30~14:00
※火~土で完全予約制
【夜】
18:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日日曜日・祝日 ・休日明けの昼
カード

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