全部知ってる?! 15種類の「加賀野菜」とその美味しい食べ方♬

石川県と言えば「海の幸」と思われている方も少くないと思いますが、実は「野菜」も凄いんです!!

今回は石川県が誇る「加賀野菜」をピックアップ。

全15種類の加賀野菜とその美味しい食べ方をご紹介します!!

そもそも「加賀野菜」とは?!

そもそも加賀野菜って何なの?! と思われている方のために、加賀野菜の定義をご紹介することから始めたいと思います。

【定義】昭和20年以前から栽培され、現在も主として金沢で栽培されている野菜。

(出典:http://www.kanazawa-kagayasai.com/)

現在「加賀野菜」ブランドに認定されているのは15品目あります。

金時草

たまに「きんときぐさ」と読んでいる観光客の方と出くわしますが、正しくは「きんじそう」と発音します。

葉の裏側が赤紫色になっているのが特徴の「金時草」。

この葉の裏の色が金時芋の色によく似ていることから、金時草と呼ばれるようになったそうです。

独特のヌメリがあります。

金時草が美味しい旬の時期は7月から9月頃となっています。

酢の物でさっぱりと食べるのが一般的ですが、枝先の柔らかい部分を天ぷらにして食べるのもオススメです。

加賀れんこん

(写真はイメージです)

他のれんこんよりも、全体的にやや小ぶりで丸く、穴が小さいのが特徴です。

穴が小さいということは、れんこんが肉厚ということ。

さらに一般的なれんこんに比べて、デンプン質が多く粘りが強いのが特徴です。

10月〜12月が出荷のピークとなります。

煮物、汁物、蒸し物、酢の物など、いろいろな料理との相性バッチリの加賀れんこん。

オススメはやっぱり「はす蒸し」です。

くわい

「くわい」はその形状から「目(芽)が出る」と言われ縁起物の野菜として、正月料理や祝いの席で使われています。

くわいの皮だけをむいて、そのまま油でじっくり揚げた素揚げはサクサクの食感とホクホク感が病み付きになる味わいです。

赤ずいき

「ずいき」とはサトイモの葉柄のこと。

葉柄が赤いサトイモの中で、葉柄を食用とする専用の品種が「赤ズイキ」と読ばれています。

赤ズイキの赤色の成分には、アントシアニンが含まれており、アンチエイジング効果も期待できると言われています。

オススメの食べ方は、やはり「酢の物」ではないでしょうか。

さっぱりしているので、この季節にぴったりです!!

加賀太キュウリ

加賀太きゅうりはこのずんぐりした形が特長。

瓜と見間違えそうなほど太い胡瓜で、果肉は大変肉厚です。

柔らかく舌触りが滑らかで甘みがあり青臭さが少ないのが特徴。出汁でさっと煮て餡を掛けた料理が合います。

日持ちもいいです!!

ヘタ紫ナス

その名の通り、ヘタの下まで紫色のナス。

別名「キュッキュナス」。

大きさはナスとしては小さ目で、光沢と短卵形をしています。

日持ちがよく、皮も薄く、実も柔らかく甘みがあるのが特徴で、一夜漬けや煮物に最適です。

源助大根

金沢おでんには欠かせない存在の「源助大根」。

キメが細かく、甘みが強く、肉質柔らか目にもかかわらず、煮崩れしにいのが特徴。

葉がピンと伸びているものが新鮮です。おでんはもちろんのこと、浅漬けにもオススメです。

打木赤皮甘栗かぼちゃ

独特の橙色と形をしたカボチャ。

果肉は厚くねっとりし・しっとりしていて、強い甘みが特徴。

カボチャはホクホクしたイメージですが、打木赤皮甘栗かぼちゃは水分が多くて粘質。

打木赤皮甘栗かぼちゃ煮はもちろん、スイーツの材料としてもオススメです。

加賀つるまめ

独特な香りが特徴の「加賀つるまめ」。

「加賀つるまめ」の「つるまめ」は地元で呼ばれている名前で、正式には「フジマメ」と言います。

加賀料理の食材として古くから親しまれています。煮物、和え物に向いています。

さつまいも

「五郎島金時」として有名な加賀野菜「さつまいも」。

甘みが強いため、焼き芋にぴったりです。2月〜3月頃が最も美味しい時期と言われています。

金沢一本太ネギ

加賀野菜「金沢一本太ねぎ」は、「加賀ねぎ」「金沢一本」「金沢太ねぎ」と呼ばれていて、普通のねぎより、太くて長く、やわらかいのが特徴です。すき焼きや鍋物にぴったりのねぎです。

二塚からしな

二塚からしなは、ワサビに似た独特の辛みと、ツンと鼻を突く香味があり、おひたしや漬け物に最適です。二塚からしなの漬物のおにぎりは美味しいですよ!!

せり

細い茎が特徴の「せり」。

彩りと独特の香りで評価が高いのが特徴です。鍋物、おひたし、酢の物など食べ方はいろいろです。

たけのこ

春と言えば「たけのこ」。

穂先は和え物やお吸い物、真ん中は天ぷらや煮物、根元は炒め物やたけのこご飯にと、丸ごと美味しくいただくことができます。

金沢春菊

「金沢春菊」は、別名「ツマジロ」とも呼ばれ、葉の切れ込みが少なく、葉肉が厚く、いクセのない独特の香りとやわらかさが特徴です。利用範囲も広く、鍋物はもちろんのこと、おひたしやサラダなどにも使われます。

最後に

いかがでしたか ?! これも加賀野菜なんだ !! という野菜があったのではないでしょうか ?! まだ食べたことがないお野菜があった方は、ぜひこれをきっかけに食べてみてはいかがでしょうか ?!

※ 写真(一部)提供:石川県 農林水産部

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