地域医療がいきつく先は街づくり!!〜プロジェクトのご紹介

昨今、地方創生という言葉を耳にするようになりました。

全国的にまちづくりがさかんになりつつあります。

医療・介護・福祉の業界とまちづくりは無縁でしょうか?

私はそうは思いません。

地域医療、在宅医療がいきつく先は地方創生です。

地域医療も地方創生も、将来の人口減(少子高齢化)を危惧し、持続的な日本社会あるいは医療の在り方を作り上げることを目的としています。

私が見聞きするだけでも、あちこちで、まちづくりが始まっています。

しかも、行政からではなく、民間からスタートしたものもいくつかあるようです。

私は、いち障害者として、まちづくりにとても興味を持っています。

未来の障害者が、差別的な対応をうけたり、嫌われる存在であってはいけないと思うし

それには今の障害者が地域の中で存在価値を高めていかなくてはいけないと思うのです。

特に私のような精神障害者は、病院に入院するだけでなく、地域で支援を受けながら生活するという選択肢が今後増えていくのだと思います。

障害者施設が地域に開かれた存在であって欲しい。

そんな願いを込めて、今回は北陸のまちづくりの試みをいくつかご紹介したいと思います。

まちづくりプロジェクトの紹介

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福井新聞記者によるまちづくり:福井県

まちづくりのはじめかた」でその活動が紹介されています。

「まちは自分たちでつくるもの」という言葉が胸を打ちます。

シェア金沢:石川県

2015年には安倍首相が視察に訪れたというシェア金沢。

(シェア金沢のHPはコチラ

「高齢者、大学生、病気の人、障害のある人、分け隔てなく誰もが、
共に手を携え、家族や仲間、社会に貢献できる街。」

とあります。

まちづくりの主役は、街の方たちです。

鯖江市役所JK課:福井県

福井県鯖江市の公共事業としてスタートしたようです。

20以上の企画や活動が生まれたとか。

評価も上々。

(鯖江市役所JK課のHPはコチラ

コチラも参考にどうぞ)

JAはくいの自然栽培(羽咋まちづくり株式会社):石川県

農業を通して「想い」を届ける―

将来の子どもたちの育成や農業ができる環境を残すことにも力を入れるJAはくい。

JAの中でも型破りな存在なようです。

(JAはくいのHPはコチラ・羽咋まちづくり株式会社の紹介はコチラ

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金沢町屋の保存と継承:石川県

金沢市では金沢町屋の継承と利活用をまちづくりの中核的な事業と位置づけています。

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今回ご紹介したJAはくいでは、自然栽培を通して「地方創生のモデルケース」を目指しているとのことでした。

またシェア金沢は、「グッドデザイン賞」も受賞しています。

まちづくりは、こんなにも身近で、評価も高いんですね!

医療・介護・福祉の業界の皆様も、個人・組織を問わず

まちづくりに参加してみてはいかがでしょうか。

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