妥協のない細やかなお料理を、肩ひじ張らずに楽しめる和食店＠旬味にしで

白山にある「旬味にしで」。ご夫婦で営まれている和食店です。店内はテーブル席が中心でバリアフリーにもなっています。のどぐろしゃぶしゃぶで知られるお店ですが、ランチでは豚の角煮定食（1,700円）も人気があるとのこと。せっかくなので注文してみました。

待っている間、カウンターから主人の立派な包丁さばきが見られます。鮮やかに魚をさばいている姿を見ていると、「これ、お刺身定食にしておけばよかったかも！」なんて思ったのですが、嬉しいことに豚の角煮定食にもお刺身はついていました！

ボリュームある角煮を一口。お、おいしい！6時間煮込むというこの角煮、お口の中でほろほろと旨みが広がります。そのあと柚子をきかせた白菜の漬物がお口をさっぱりさせてくれるので、また角煮に箸が伸びてしまう。この角煮と漬物の組み合わせ、エンドレスでループしてしまいそうな勢いです。ごはんのお代わりが無料なのも嬉しい！

季節柄、店内ではおせちの告知もしていました。おかみの紀子さんにお話を聞くと、おせちは素材の旨さを引き出すよう出汁を使って丁寧に味付けしているそうです。

「うちのおせちを手に取ったお客様はその重さに驚かれるんですよ。ぎっしり入っているの。盛り方に工夫をして容器を使わずに入れるから、3段重で40品目以上あるんですよ。」（写真は過去のおせち）

もちろん無添加で素材の仕入れも厳選しているそう。旬の食材を厳選して仕入れるため、お品書きはあえて作らないそうです。

新春を華やかに彩るおせちですが、家族で食べるからこそボリュームも気になるところ。ぎっしり詰まったにしでのおせち、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

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